4年ぶりの直島へ。大きい美術館を中心に巡る。
直島新美術館。昨年にできたばかり、ピカピカの美術館だ。


地上階。


地上階の展示は文化的な背景知識や文脈が無いとピンと来ないやつかも。キリスト教の宗教画を見て感動できないのと同じ現象。
B1Fの展示はお気に入り。


現代芸術をいっぺんに見て回ると自分の好みがはっきりしてくる。抽象的で主義主張の少ないものが好きで、特定の文化圏の主張やメッセージ性の強いものは好きではない。絵画を鑑賞するときもこの傾向がある。
B2F、これも結構好き。


オオカミのインスタレーション。巨大で迫力がある。



直島新美術館、新しい出会いがある楽しい美術館だった。
浜風吹き付ける海辺のベンチに座り、弁当で昼食を済ませる。

昼からは杉本博司ギャラリー時の回廊へ。




輪郭のぼやけた暗い写真は、どこか異世界に迷い込んだようだ。すごく静かで、写実的な絵画のように冷たく動きを止めている。



茶寮券が付いていてお抹茶とお菓子を楽しめる。広くない美術館だけどゆっくりできてお得感がある。




結構楽しめた。

李禹煥美術館(リーウーファン)、内部撮影禁止。


部屋に石と板があるだけ、白壁に筆で一筆書いただけ、全然面白くない。。。こういうのは苦手と分かっただけ収穫か。さっと見て美術館を後にした。

ベネッセハウスミュージアム。




作品は一杯あったけど、刺さるものは無かった。
最後に家プロジェクト『ウィーラセタクンの月』。

港の宿に一泊した。

翌朝、豊島に向かう。

豊島横尾館。



電動自転車で時計回りに反対側へ。

昼食にする。11時、島キッチンへ。




豊島美術館の予約時間まで少しある。島内をサイクリングして時間を潰す。



豊島美術館は30分ごとに時間指定のある予約制。



白いコンクリート製の巨大な大福の内側に入ったようだ。天井2箇所がくり抜かれている。


あちこちに水たまりがある。床から少しずつ染み出して、天窓から射す日光の下に流れていく。
皆、思い思い過ごしている。流れる水を眺めたり、寝そべったり。
私も丸い日向の縁に足を向けて仰向けに寝転び、空と木を見上げる。内とも外とも言えない、島と繋がった空間だ。
豊島美術館はこの母型しか無い。それでも1時間くらい滞在した。季節も丁度良い。冬は寒そうだから、夏が良い。雨の日も良いらしい。
自転車で一周し、いくつかの作品を見て港に戻った。





港から宇野に戻った。

現代芸術は触れてみるまで好きか分からない宝くじのようで、全然興味の湧かない作品も多いが、強く惹かれる作品も偶にある。無駄なお金を払ったと思うことも多いが、一度当たれば忘れられない体験になることもある。
美術館の予約について。時間指定のある杉本博司ギャラリーと豊島美術館を中心に日程を組んだ。日程が決まったらすぐに予約すべき。キャンセルも出るし、希望の時間が空くまでこまめにサイトを覗いていた。3日前は15時しか空きの無かった豊島美術館も、前日に13時が空いて変更できた。地中美術館は別格に人気で、一向に空きが出る気配が無かった。
食事について。4年前は食事場所に困った記憶があったので直島では全て持ち込んだ。外国人向けの割高な料理屋が多く、並びそうだ。夜営業しているお店も少なく、訪れたが予約一杯で断られた。
豊島から宇野への船について。

豊島美術館も16時閉館だし、これを逃すと2時間後なので、利用者が集中する。

最後に一泊二日の費用について。合計26,090円。
- 交通費 4,620円 宇野港まで列車
- 交通費 2,170円 船、島内バス
- 交通費 1,500円 豊島レンタサイクル
- 食費 3,000円 島キッチン他
- 宿泊費 3,600円 ドミトリー
- 美術館 8,000円 直島6箇所
- 美術館 3,200円 豊島4箇所

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