高天原、薬師沢② 2026年8月5日〜8日

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二日目、野口五郎岳を出発したところから。真砂分岐を越えてしばらくは歩きにくい岩場。

朝の槍は影が深くてかっこいいね
鷲羽方面

東沢乗越に到着。お気に入りの場所。

右手に烏帽子、左手に赤牛から伸びる山脈が東沢谷を形作って足元でぶつかる印象的な眺めだ。

ここから水晶までは急激な登りだ。同じく高天原を目指す兄さんと途中で一緒になり少し話す。11泊12日という正気とは思えない行程らしい。

水晶南壁。崩れて赤土が剥き出しの荒々しい印象。北壁のハイマツに覆われた緑ある印象とは大分異なる。
水晶小屋
小屋のベンチにある水晶。昔は採石できたのだろうか。

小屋に荷物を置いて水晶岳へ向かう。

赤い屋根の水晶小屋。野口五郎小屋は青だった。
雲ノ平。巨大な台地は、山中にあって特別に感じる。
水晶に向かう、相変わらずギザギザしてかっこいい。

水晶岳に到着、2977.9m。今山行の最高標高。

どこを見渡しても山ばかり。黒部最奥まで来た感じがする。
温泉沢ノ頭、赤牛岳方面
ちょっと雲が出てきたか

景色を堪能し小屋へ戻り、名物力汁で一休み。

帰り道もよい
1300円、高い。炭火で焼いたお餅の入った濃い味付けの味噌汁。生姜が効いてさっぱり。

さて、ここから岩苔乗越を経て水晶脇の沢沿いをドンドン下ってゆく。

右の尖ったとこが水晶、奥にそびえるのが薬師。
沢沿いは花畑。

正面に薬師を見据えながら花畑の沢沿いを歩く。

しばらくすると白樺の美しい樹林帯が視界を覆い、薬師が見えなくなる。見えなくなってもリズムよくひたすら下る。

途中、水晶池に立ち寄る。ほんの3時間前に立っていたとは思えないくらい遠くなった。

池といいつつ、干上がって草原になっていた。

更に30分ほど歩くと樹林帯から笹に変わり、水晶から下ること約800m、

一気に視界が開けて、高天原に到着! 広い湿原と薬師岳がお出迎えだ。

涼しい風が吹き抜け、気持ちよく歩ける。
高天原小屋。湿原のすぐ近く。
2階寝室。天井が高く開放感がある。野口五郎小屋に比べてスペースに余裕がありそうだ。水も使い放題。
バルコニー。読書に最適。

無愛想なおじいさんに宿泊受付を済ませ、今回山行の大きな目的である温泉に向かう。

からまつの湯、というそうだ。

訪れるのが困難な、日本有数の秘湯だろう。小屋からそこそこの距離、だんだん硫黄の匂いがしてきて、15分くらい下って到着。

野湯。何の仕切りも無い剥き出しの風呂。
男湯。
脱衣所っぽいところもある。

入ってみると結構熱い。薄く青色に濁り、底を掬うと湯の花がたっぷり舞う。こんな山中で温泉に入れるなんて感動だ。

湯船からの景色

10分も入っていられなかったけど堪能した。小屋に戻って豊富な湧き水で洗濯し、日記を書いたり本を読んで過ごす。

高級コーラ(700円)を楽しむ。
ランプの宿、と呼ばれている。
大東新道、踏み入ることは無いだろう。

皆、ベンチに座っておしゃべりか、昼寝をしている。

バルコニーで読書。喋り声は木々に吸い込まれ、鳥のさえずりが混ざって読書にはもってこい。
ちょっと雲が出てきた。

5時、晩ごはん。手作り感があってとても美味しい。

かき揚げ、チーズハムカツ、エリンギのメンマ風など。じゃがいもの味噌汁美味しかった。
18時過ぎ、雨。

二つ隣のイビキに悩まされながら、なんとか就寝した。

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