高野山へ。


天気予報に反して晴れてよかった。
ほとんど下調べはしていなかった。最初は奥の院へ。

2kmほど続く墓石は圧巻だ。



名だたる戦国武将の墓が並ぶ。少し歩けば聞いたことのある名前を見つける。








奥の院手前の休憩所では番茶が振る舞われ、お坊さんの説話を聞くことができた。高野山へは観光で来ていたが、お坊さんは参拝と言っていて、お参りの気持ちも持ちながら行こうと思った。
弘法大師は今もまだ生きて修行しているそうだ。

昼食は精進料理、高野山といえば豆腐、特にごま豆腐が有名だ。

霊場内の寺巡りをする。
金剛三昧院。


金剛峯寺。一番有名な総本山だ。




写真撮影禁止だったが、弘法大師の生涯を墨で描いた襖絵が良かった。水墨画で白黒2匹の犬が高野山の地を案内した場面が描かれていて、現代的でハッキリしたタッチなのが分かりやすい。



建物自体は火災で消失し江戸後期に再建したものらしい。そのためかは知らないが、現代作家の作品が襖絵に採用されていて、伝統と現代的感覚が調和した親しみやすさがあった。


高野山壇上伽藍へ。





寝不足の無理が祟って疲れてきた。



早めに宿にチェックインして昼寝をする。


夕食は近くの『旬菜かめや』へ。夜はほとんどの飲食店が閉まる中、営業しているだけでも有難いのに、とても美味しかった。



コクウに宿泊するアメリカ帰りのおばさん、神戸から来たK君とおしゃべりした。K君とは奥の院参拝道へ。

宿に帰り、K君にごま豆腐を奢ってもらってから眠った。
翌朝5時40分起床、生身供(しょうじんく)へ。今も修行しているとされる弘法大師へ食事を届ける儀式だ。






お坊さんの後をぞろぞろついて行って、本堂でお経をあげているのを1時間ほど聞いていた。
朝食を取って、密教芸術の至宝が見れるという霊宝館へ。

最後に円通律寺へ。修業の場で一般人は入れないが、年に一回、花まつりの日だけ一般開放しているそうだ。今日がたまたまその日だった。


中では甘茶とせんべいが振る舞われ、お堂でお参りをした。御香が焚かれる中、1時間ほどお経を聞いて、御本尊様?の仏像に柄杓で水をかける。修行の一部を体験できた。
今回は密教芸術にいっぱい触れた。背景知識が無いと理解・感動しにくいのはキリスト教と同じで、霊宝館の伝統的な宝物よりも、金剛峯寺の現代的な襖絵のほうが楽しめた。
観光的には、想像よりも見どころは少なかったかも。数ある宿坊に拝観できないのは惜しいが、宿坊に泊まらなくてもお勤め体験はできたし、円通律寺に参拝できたのもラッキーだった。
なかなか良いショートトリップだった。

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