和歌山観光4泊5日。一日目は和歌山市内。
朝一番の列車で和歌山へ、JRから私鉄貴志川線の乗り換え。ねこデザインの車両がお出迎え。

『夏目友人帳』とコラボしていてファンの女性でいっぱいだった。車内はすごい凝りようで、さながら小さな博物館のようだ。読んだことのない自分でも楽しく過ごせた。



伊太祈曽駅下車。三つの神社に詣でる風習があり、西国三社巡りというそうだ。





樹木関係の神社だそうで、木工品がいっぱいあった。



午前中は竈山神社と日前宮にもお参りし、昼食にする。
名物めはり寿司。温かいご飯を高菜の醬油漬けで包んだ巻きおにぎり。しょっぱいタレがご飯に染みて食べやすい。目を見張るおいしさが名前の由来だとか。ニンニクの効いた豚汁と串カツも美味しかった。

午後は、和歌山城をちょっとだけ見て、県立近代美術館へ。


県出身者の作品中心で、西洋絵画の技術を吸収して自分たちのものにしながら、世相を反映させたり、自分の主張を込めたりする様子が見て取れる。





昔の風景を当時の人の目を通して追体験しているようで、いい展示だった。
続いて、雑賀崎(さいかざき)へ。バスから降りて路地を下る。

小さな湾に白い建物が密集している。


海に面した坂の町といえば尾道が思い浮かぶが、石垣もなく白く塗られた壁がヨーロッパを思わせる。


路地を登ると公園に出会う。ベンチで一呼吸。


坂を上りきると湾の反対側は切り立った崖になっている。


岬が芝生の変わった庭園がある。番所公園といってよくドラマのロケ地になっているらしい。





広い芝生と潮風という珍しい組み合わせを体験できた。
バスで市街に戻ると夕方5時、宿にチェックイン。


一日歩きどおしで疲れた。すぐ近くに銭湯があって助かる。

今回ゴールデンウィークの真っただ中、4千~5千円のドミトリーを取れてよかった。
晩御飯は和歌山ラーメン。




明るいうちに銭湯に行き、9時前に就寝した。
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