和歌山・熊野古道① 2025年5月3日~6日

旅行

和歌山観光4泊5日。一日目は和歌山市内。

朝一番の列車で和歌山へ、JRから私鉄貴志川線の乗り換え。ねこデザインの車両がお出迎え。

『夏目友人帳』とコラボしていてファンの女性でいっぱいだった。車内はすごい凝りようで、さながら小さな博物館のようだ。読んだことのない自分でも楽しく過ごせた。

スタンプラリー

伊太祈曽駅下車。三つの神社に詣でる風習があり、西国三社巡りというそうだ。

樹木関係の神社だそうで、木工品がいっぱいあった。

牛がお気に入り。

午前中は竈山神社と日前宮にもお参りし、昼食にする。

名物めはり寿司。温かいご飯を高菜の醬油漬けで包んだ巻きおにぎり。しょっぱいタレがご飯に染みて食べやすい。目を見張るおいしさが名前の由来だとか。ニンニクの効いた豚汁と串カツも美味しかった。

午後は、和歌山城をちょっとだけ見て、県立近代美術館へ。

県出身者の作品中心で、西洋絵画の技術を吸収して自分たちのものにしながら、世相を反映させたり、自分の主張を込めたりする様子が見て取れる。

アスリートのように屈強な足の女性
薄暗い中にいる感じが伝わる
憧れのヨーロッパに行って描かれた一枚。
強い主張が見える一枚。戦火を背景に群衆は一点を見つめている。抱えられた男性は亡骸と思われるが、力強く拳を握っている。
戦争のなか、田舎も長閑な描かれ方はされない。

昔の風景を当時の人の目を通して追体験しているようで、いい展示だった。

続いて、雑賀崎(さいかざき)へ。バスから降りて路地を下る。

小さな湾に白い建物が密集している。

海に面した坂の町といえば尾道が思い浮かぶが、石垣もなく白く塗られた壁がヨーロッパを思わせる。

路地を登ると公園に出会う。ベンチで一呼吸。

坂を上りきると湾の反対側は切り立った崖になっている。

岬が芝生の変わった庭園がある。番所公園といってよくドラマのロケ地になっているらしい。

広い芝生と潮風という珍しい組み合わせを体験できた。

バスで市街に戻ると夕方5時、宿にチェックイン。

一日歩きどおしで疲れた。すぐ近くに銭湯があって助かる。

今回ゴールデンウィークの真っただ中、4千~5千円のドミトリーを取れてよかった。

晩御飯は和歌山ラーメン。

味の染みたおでんがとてもおいしい。1個110円で安い。
醤油ベースで豚骨よりあっさり。おいしい。

明るいうちに銭湯に行き、9時前に就寝した。

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