かねてから訪ねてみたかった尾道、そしてサイクリストの聖地と言われるしまなみ海道へ。
1日目は尾道市街を観光。坂の多い町としても有名で、自転車はかえって邪魔なので宿に預けて歩いて回る。
山と海の間の平地はわずかで、山側には線路が伸び、海側にはアーケード街が続いている。宿をでてアーケード街から路地をのぞくと、山上の寺へと階段が続いていた。
線路下をくぐって天寧寺へ。
桜は散っていたけど、花がきれいに咲いている。
裏手にも階段が続いている。
少し登ったら視界が開けた。向島とはこんなにも近い。
山上の千光寺にお参りして市立美術館に立ち寄ったら、お腹がすいてきた。市街地へ下ってお好み焼き屋さんに入る。
具だくさんで、焼きそばと餅が入っていてお腹いっぱい。
もう一度山に登って路地をめぐる。
細い路地がたくさんある。石垣や石畳など、レトロな雰囲気が残っているのも、坂道と細い路地が工事車両の進入を阻んできたからかもしれない。
坂道を歩き通しだったから、結構疲れた。軽く港を歩いてごはん屋さんを探す。
晩御飯は尾道ラーメン。あっさりとしたしょうゆ味に、背脂がトッピングされている。
宿に戻った。古民家をゲストハウスにしていて、オーナー夫婦も親しみやすい方々だった。外から戻ると、お子さんが「おかえりなさい」と言ってくれるのがかわいい。
6畳の部屋に2段ベッドが3つならんだドミトリーに宿泊した。同室になったお兄さんは、わざわざ千葉から転職活動に来たそうで、お互い旅行好きということでちょっと盛り上がった。なんだか久々に知らない人と話した気がする。
翌日、しまなみ海道に向かう。向島へは頻繁に船が出ていて自転車といっしょに乗せてくれる。
快晴。気持ちよく走れそうだ。
愛媛の今治まで行くとなると70㎞ほどになる。今回はそこまで行くつもりはなく、中間地点にある平山郁夫美術館を目標にハーフライド、帰りは船で戻ってこれる。
平坦な道をしばらく漕ぐと、因島への橋が見えてきた。観光したい場所もなく、割と近く感じた。
でかいつり橋だ。橋下に近づくとその高さを実感する。というか、橋を渡るにはあの高さまで登らなければいけないということに遅まきながら気づいた。
走っていて気付くのは、起伏が少ないことと、信号がないことだ。ところどころコンビニもあって休憩も容易で、走りたいだけ走る事ができる。
生口島への橋を経て、
平山郁夫美術館へ。
昼過ぎ、眠気が来ていたので、館内のシアターで昼寝して船を待つ。
船に乗って尾道へ。
歩きも自転車もやって、なかなか大変な旅行だった。
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