和歌山・熊野古道④ 2025年5月3日~6日

旅行

和歌山観光4泊5日。三日目後半と四日目は熊野三社参り。

昼食後に宿にチェックイン。

近くの湯の峰温泉に行きたいが、バスがない。仕方なく一つ峠を越える。

既に20㎞くらい歩いているところに、あと一峠はきついなあ。

市街、というよりは集落が見えてきた。

峰の湯はかなり狭い。上から下まで歩いて5分くらいだろう。その中に温泉、寺、宿、温泉たまご作る場所が詰まっている。

川沿いに集まっているのが温泉たまご作るところ

帰りのバスの都合で温泉に入る時間はなかったけど、温泉卵だけ作った。

夕方を田んぼの土手で過ごし、同じ宿の人と旅行や登山のことを話しながら、カップ焼きそばで晩御飯にした。

翌日、予報通り雨。バスで新宮へ降りた。速玉大社に簡単にお参り。

バスで那智へ。JR那智駅の展示が熊野古道の歴史を分かりやすく解説していて結構面白かった。

大門坂から那智の滝まで歩く。

入り口の夫婦杉

大門坂は石段の両脇に杉の大木が並んだ、熊野古道のイメージそのものだ。

仰ぎ見るほどの杉の大木がばかりだ。雨に濡れた石段も美しい。

那智大社の表参道を登る。

大門坂から1時間程度で到着、この四日間の締めくくりにふさわしい神社だ。

山間の曇った景色もまた良い
すぐ隣にある青岸渡寺。赤い神社とは対照的な木材の色。  

ここからは那智の滝だ。

長い階段を下ると、見えてきた。

でかい! 落差日本一は伊達ではない。夜中から降り続く雨のおかげで水量も多い気がする。

結構満足。最後に忘帰洞という有名な洞窟温泉がある浦島というホテルに向かうべく、紀伊勝浦駅へ。’

マグロが有名らしいので刺身定食にした。美味しいけど、飛びぬけて美味しいわけでもないかな。この四日間で舌が肥えたのか、観光客向けにそこそこの品質なのか。

これで1700円は物足りない。

ホテルへのシャトル船便が出ているとのことだが、、、

なんと本日休館日。念のため電話でも確認したけど、今日の日帰り入浴はやっていないとのこと。ショックだ、、、楽しみにしていたのに。GW最終日といえど祝日だし営業していてほしかったな。

おとなしく紀伊田辺まで戻る。

遅くなるはずだったので、紀伊田辺でもう一泊、明日は午前休にしていた。

宿は和室を独り占め、2900円と格安。

全然予定になかった紀伊田辺を散策する。

有名らしい和菓子屋
那智大社で最後じゃなかった神社巡り
ここも渋くていいね

晩飯は居酒屋さんの定食。付け合わせの刺身も美味しいし、こういうご飯が食べたかった。

1100円、右上は豚の生姜焼き、真ん中はサバの竜田揚げ。

そして和菓子をやけ食い。どれも甘すぎない、さすがにお腹いっぱいだけど。

左上のデラックスケーキは有名らしい。あんこに似たジャムを挟んだカステラを、ホワイトチョコレートで包んだ、懐かしい感じのお菓子。

満腹で若干苦しさを感じつつ就寝、翌朝も早起きして列車に乗り、午後から出勤した。久々に本格的な国内旅行を満喫した。

さて、最後に今回の旅行の振り返り。

今回の和歌山は海あり山あり神社あり、盛りだくさんで満喫した。ご飯も美味しくて、和歌山市内の目はり寿司と和歌山ラーメン、白浜の焼肉定食もよかった。

宿はどれも悪くなかった。今回は2週間前から計画を立て始めたのだが、さすがGW、全然空いておらず、ビジネスホテルでも1万円台後半~だった。Agodaアプリとにらめっこして安宿を探し、無事5千円以内のドミトリーを確保できた。というか、漠然と和歌山旅行を計画し、宿に合わせて旅程を何度も書き直し、行きたいところは全部詰め込んだ。

ちょっと忙しなかったかな、という気もする。毎日早起きして、長いこと歩いてきた。特に熊野ではあまり観光する時間を取れず、もう少しゆっくりしたかった。南紀は列車の本数が少なく、時間にシビアになるのはしょうがない。

GW中の旅行ということで混雑を覚悟していたが、そうでもなかった。白浜は車の渋滞はあれど、自転車には関係なかったし、レジャー施設を避ければ観光に支障はない。

交通費・宿泊費・観光費で4万円ほど、食費1.5万円の合計5.5万円程度だった。JRは普通列車で節約、宿泊費はドミトリーといえど平常時の1.3倍~1.5倍とお高め、観光費は神社メインで控えめ、食事はかなり贅沢したかな。

総合的に大満足の旅行だった。

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