上高地から蝶ヶ岳、常念へ。素晴らしい景観とのことで楽しみだ。

大阪から夜行バスに乗る。車内は快適でも、あまり眠れた気はしない。もう夜行バスで寝るのはあきらめようかな。
朝5時半到着、準備をして6時前から歩き始める。

河童橋から梓川を眺め、明るい樹林帯を歩いていく。




2時間ほどで徳澤に到着。

徳澤小屋は目の前に穂高岳がそびえ、きれいな内装で一度泊まってみたいと思った。


穂高を目指す沢沿いの道と分かれ、長塀尾根を直登するルートに入る。展望きかない、と地図にある通りで、樹林帯がひたすら続く。

中腹までは急坂で、尾根に入り傾斜が緩くなってからもピークまでが長い。

初めの方で力を込めて登った後に、長い歩行で相当疲れた。

長塀山から先は概ね平坦で、蝶ヶ岳までもう少しだ。



残雪を抜けると、槍穂の山脈が姿を現した。

まだまだ雪渓が残っていて美しい。例年なら雨で滅多に登ることのできない時期に来た甲斐があった。



ヒュッテに着いて、昼食に棒ラーメンを食べテントを張る。


日差しがあるとテントの中は暑く、アブがたくさん飛んでいてうっとおしい。日陰を見つけて暇をつぶす。夕方4時ごろ夕立が来て、テントで夕食を作る。


夕立をやり過ごすと、西日に照らされる常念を拝むことができた。


太陽が雲に隠れると、後ろからその影を強調した。蝶ヶ岳からの眺めは、なんというか、山が迫りくるような迫力がある。雲がこちらに流れてくるのもあるだろうが。



来てよかった。7時過ぎ就寝。
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